CXでパワープロクランク
ジャイアント製の クランク一体型デュアルタイプのパワーメーター 「POWER PRO」 を、TCX等のフロントシングル仕様のCXバイクでつかってみます。
ただ、ご用意するシングル仕様チェーンリング、歯数によってはパワープロのセンサー等とチェーンリングが干渉する場合もあります。
例えばナローワイドのシングル仕様チェーンリングとして定番の「ウルフトゥース 110PCD シマノ4アーム リング」は「アルテグラ6800等」のクランクアームにフィットした形状のため「アルテグラR8000」をベースとしたパワープロで使用する場合は一部切削する必要があります。
(以下チェーンリングの加工はすべて自己責任での作業となります。当店でご購入のパワープロ&チェーンリングにつきましてはお客様の了解のもと作業します)
まず、4アームの1か所をR形状に切削します。42T以上のチェーンリングであれば、この部分の切削のみで取り付け可能です。
加えて、40Tのチェーンリングの場合は、チェーンリングの内側とパワープロのセンサー部が干渉するためチェーリング内側を一部切削する必要があります。
この2か所の切削で40Tのウルフトゥースもパワープロクランクでお使いいただけます。
TCX(2020モデル)でテストしたところセンサー類とフレームとの干渉等は一切ありません。
パワープロはクランク外側にはセンサー類が一切露出しないデザインなので転倒や立木や杭との接触も想定されるオフロードとの相性はよさそうです。
ということで、シクロクロスバイクにパワーメーター導入をご検討されている方は、ぜひパワープロも選択肢としてご検討ください。