東北シクロクロス 第3戦 福島空港ラウンド C4 2/18位(物井)

今回のコースは比較的道幅が広く、直線も長めの区間が多いので、序盤から全開で踏むゴリ押し作戦。スタート直後から後続を引き離そうと、下に入るまで全開で踏む。徐々に後続が減り、キャンバーに差し掛かる頃には松下さん(SHIDO-WORKS)と自分の一騎打ちになった。2周目のキャンバー明けまで先頭を死守するも、先に自分の方が力尽きてしまい、負けてしまいました。反省するほどの内容はありませんが、力のある相手と分かりつつ、あまりに脳筋策だったとは思います。全力を出し切っても勝てず、自信満々で臨んだ自分の鼻を松下さんがへし折ってくれた気がします。

今シーズン最後のレースであり、チーム活動の節目ともなるレースで有終の美を飾る事はできませんでした。しかし悔しさを覚えただけのレースではありません。自分の中で思うことはたくさんあり成長に繋がるであろう物を得られたと思っています。
今後大きく環境が変わると思いますが、今まで通り自分に出来ることを積み重ねて、次のステージでも活路を見出せたらと思います。

今回のレースに関わった方々、いつも応援して下さる方々、チームメイトの皆さん、ありがとうございました。2023年もよろしくお願いします!

JBCF石川サイクルロードレースE1/E2 7/168位(物井)

JBCF石川サイクルロードレースE1/E2 7/168位

修善寺2Daysから約1か月後の今回のレース。2週間弱体調を崩して食が細くなり、体重、パワー、筋力の低下が実感できる。チームから若松さんがサポートに来てくださっていたので口に出しませんでしたが、会場に向かう車内から内心諦めムードでした。

1周目の初めの登りで、大腿四頭筋に依存した調子の悪い時の登り方が既に発動しており、他の選手のほとんどがアウターで上る坂ですらインナーに落としてくるくる回して登る。1.2周回中はブルーな気持ちで、どのタイミングでレース降りようか考えたりもしていました。2周完了直前の補給スペースで若松さんからボトルを貰った時、レース降りるのは失礼だと思い、やれるだけやってみようと少し気持ちが入る。

中盤は中切れしないように気を付け、苦手な下りでかなり順位を落とすことを1.2周目で学習していたので、登り切る直前で無理してでも集団の先頭の方まで上がる。下りきった頃には集団の中段あたりまで順位を落としているが狙いとしては完璧。周回を重ねる中で、後方で前のペースに合わせるより、先頭付近でそこそこのペースで踏んでいた方が楽な気がしたので、集団先頭のローテに加わる。

後半も相変わらず踏めずにいたが、上手くやりくりすれば狙えると欲が出でくる。6周回目の後半、4人逃げが出来ており、集団で追いかけたいが先頭のローテが上手く回らない。どこかのタイミングで集団から出て追走しないと逃げが確定すると思ったので、最終周回の初めの登りで集団から飛び出すと3人の選手が反応し、4人で追走開始する。自分の他3選手の下りの技術がレべチで、後ろについてもガチ踏みしないと離されるほどの速さ。下りの後半は「(遅くて)すみませーん!」と言いながらツキイチで牽いてもらう羽目となる。残り4kmの登り口、立ケ岡交差点付近で逃げ3選手をキャッチし、ここからが勝負と思った途端、審判車から赤丸が出され「とまれー」と言われる。審判からコース内に救急車が入ると聞かされ状況を理解する。数分待機しレースが再開できることとなり、とりあえず一安心。

自分を含む追走4人が逃げ3人をキャッチするずいぶん前から中断の判断がされていたらしく、逃げ3人から30秒のタイムギャップでスタート。4kmで30秒なら追いつく可能性はあると考えていたが、1km看板が見えた地点で逃げ3選手の姿が見えないので追いつかないと察する(察するのが遅い)。追走4選手での勝負となり、スプリントになると不利と思ったので、アタックして3選手を千切り先行しようとしたが何度も軽々と対応され、ただの風よけと化する。残り200mの最終コーナーを先頭で入るもスプリントする脚が無く、3選手のスプリントを後ろから眺めるような形で完走。入賞は逃したが最善を尽くしたので後悔はない。

振り返ってみると、レース中の気持ちの変化が異様で個人的にかなり印象に残るレースとなった。また、緊急対応もあり改めてロードレースの危険性を認識した。命大切にします。

今回もサポートしていただいた若松さん、ありがとうございました。

また、地元から毎回応援や励ましのお言葉をくださる方々、ありがとうございます。

今季1勝欲しいですね。


東日本ロードクラシックE1 物井

東日本ロードクラシックE1 物井

~Day1~

80km(5km×16周) 4/91位。

作戦は、スタート直後から集団の前方に位置取り、有力な逃げができたら乗る。シンプルに考えていましたが、前方で何度も繰り返されるアタックに苦戦。全てに反応していたら脚がもたないので、だいたい5人以上が飛び出したた時だけ反応しようと切り替える。結果的に、決定的な逃げ(追走)に乗ることができた。最終周回までに5人に絞られ、コントロールライン直後の登りでのアタックに対応できず4選手の背中を追う形となる。ゴール直前に1名の選手に追いつき4位でゴール。

反省としては、まだまだ下りが下手。昨シーズンからCXを始めたこともあり確実に技術が向上していることは実感しているが、もともとの技術が「ゴミ」だったのが、やっと「下手」になったような感じだろうか。事実、youtubeの映像を観ても下りでは前との選手の差が広がり後方の選手に抜かされるところが見てわかる。終盤に雨が降ってからは、さらにそれが顕著となり恐怖でバイクが倒せず大きく減速する。まあ怪我しなかったので良かったかなと。
ラップクリップ→https://matrix-sports.jp/lap/laptimes.php?evt=220618_shuzenji&ctg=706&num=256

~Day2~

50km(5km×10周) DNF

1日目の疲労がぜんぜん取れていない。胃が痛く食欲もない。コースの坂を見ただけで吐き気をもよおす。案の定レースではずっと集団の後方から着いていくのがやっと。体調不良で明日仕事に出勤できなくなったら非常に困ると邪念が入り5周でレースを降りました。
ラップクリップ→https://matrix-sports.jp/lap/laptimes.php?evt=220619_shuzenji&ctg=713&num=256

~総評~

今シーズ初のレースであり来年の全日本選手権出場がかかっていたこともあり、自分にとっては今シーズン最も重要なレースでした。自転車競技を始めた4年前から目標としていた全日本出場が達成できたこと、E1で自分の力が通用したことにレース直後は安堵しましたが、やはり4位という結果に悔いが残る。1日目の上位3選手とは大きく実力差を感じるし、5位の橋本友哉選手に関しては一度は上位3選手に遅れを取るもゴール直前で追いつきスプリントに加わっている。明らかに自分よりも強かった。一つ救いがあるとすれば、振り返ってみて今回の結果に悔しいと思えていることでしょうか。体調を整えて新たな気持ちで次のレースに向け練習します。
最後に、応援してくださった方々、レース後たくさんの祝福のお言葉をいただきありがとうございました。
また補給等のサポートをしてくださった若松さん、今回もありがとうございました。

シクロクロス千葉 C4-A 9/69位

シクロクロス2戦目。初戦の福島空港ラウンドでは優勝争いに絡むも最終周回でメカトラDNF。今回こそはと意気込むもテクニカルなコースに苦戦。思う結果とはいきませんでした。

試走した感じだと道幅が狭く追い抜きが難しそうなのでスタートダッシュが結果を大きく左右するのは間違いない。そんなことは分かっていたのにスタート直後、クリートキャッチでモタモタ。あまりにもハマらず後ろから追突され一人で落車。絶望で泣きたくなる。ほぼ最後尾に。

狭いコースで何人も抜く技術は持ち合わせていないので、道が開けた20m程度の丘の登りと砂浜区間で何とかするしかない。それ以外は転ばないよう、抜かれないようやり過ごす。

丘の登りでは頂上までスプリント。1周あたり3.4人は抜ける。

砂浜は下手過ぎて乗ることすらできない。最終周回だけ奇跡的に砂浜を抜けて波打ち際にたどり着いたので、誰も前を走らない海水の中を全力で踏み切る。それ以外は自転車担いでダッシュ。1周あたり5~8人ぐらい抜ける。

自分が追い抜けるポイントはそれくらいで、他は前を走る選手の後ろでうずうず。最終周回の砂浜区間を抜けて少し走ったところで既にゴール直前の選手を紹介するアナウンスが聞こえて悔しかった。

基本がなっていないのは分かっていたけれど、改めて痛感した一戦です。次のレースまで1か月以上は空くのでもう少しシクロクロスっぽく走れるよう練習します。

 

【おまけ】

レース後、脚が残っていたので栃木まで自走で帰宅しました。生粋の田舎者なので都会の風景が珍しくワクワクでした。あえて遠回りをしながらのんびり。東京の文字が見えただけでテンション爆上がり。スカイツリー見えた時は感動でしたね。日が暮れるまでには帰る予定だったけれど大幅に時間オーバー。ライトが無かったので最寄りのダイソーでフロント・リアライトを購入。この日は全国的に暖かい日でしたが、やはり栃木の夜は寒かった。昼間の千葉を体感した後だったので余計です。それを加味してもとても楽しい冒険でした。

レースで思うような結果を得られず、悔しい気持ちを何かで消化したかったので、提案してくださった若松さんに感謝です。道中いろいろなことを考え、気持ちの整理ができました。

 

次こそ優勝!!

JBCFかすみがうらロードレース(E1物井)

JBCF霞ヶ浦ロードレース
E1 DNF 12周(-6周)

雨とやや強めの風が吹く天候であり、落車には注意とだけ考えていましたが、注意すべきはそこだけではありませんでした。雨と寒さ対策です。ホットオイルを手足に塗って走っていれば温まるだろうと軽く考えていました。今回は上着を預ける事が出来ないので、半袖レーパンのまま出走サインをしてからレースが始まるまでの約30分間で完全に身体が冷え切り既に身震いが止まらない。

レースが始まり2周ぐらいはアドレナリンでどうにかなっていたようだが、3周回序盤の下りを終えた後、腕が小刻みに震えているのに気づく。農道区間から湖岸区間に入る際のインターバルと激坂区間では高ケイデンスで重めのギアを回しているのに何故か息が上がらない。やたら足が重く筋力の消耗が激しい。5周目まで粘ったが激坂では遂に視界がボヤけ「今日は無理だな」と悟る。6周目の湖岸区間で足が止まり千切れました。それと同時に全身が激しく震え出しスタッフが車内から「大丈夫ですかー!」と言ってきたので「ダメです」て返事をしたら何も言わずに加速して過ぎ去りました。そこから本部テントまでの約1kmと駐車場までの約1kmは正に地獄でした。

昨日のTTとは違って寒さで心拍が上がらないからか「苦しい」という感覚は初めから終わりまでほとんど無く、「寒い」と「足が重い」という感覚が強かった。

1つだけ良かった点はTT練のおかげで低い姿勢が全然苦ではなかったこと。TT練をしていなかったらもっと序盤で千切れていたと思うくらいです。

今回も高い授業料となりましたが、いい経験になりました。

JBCFは今回で終わりなのでオフシーズンに入るかと思っていたのですが、圧倒的不完全燃焼なので見送ろうとしていた、おのこまちロードレースに出走しようと思います。

第1回JBCFかすみがうらタイムトライアル(E1物井)

JBCF霞ヶ浦タイムトライアル
クラスタE1 11/51位
タイム00:10:39:795

第1ヒートの9番目で出走。10番目には元那須ブラーゼンの下島選手。後ろから迫る恐怖から逃げる思いで必死に走りました(結果はこの通りですが)。

コースは正直、湖畔以外は走りづらい印象です。

初めの住宅区間は、マンホールや消火栓が複数埋まっています。山沿いのカーブに沿って走り見通しが悪い中いきなりY字路を右折するなど試走無しでは走れません。農道区間は、道の真ん中に雑草、マンホール、消火栓、橋のつなぎ目など凸凹です。いちいち避けてるほどの余裕は無かったので、車体が少し浮きましたが普通に突っ込んでやり過ごしました。湖畔はサイクリングロードなので道幅も広く走りやすい。

走りの内容は「これらのコースを必死で走りました」としか言えません。メーターもラップタイムを確認するぐらいで、ただただ「苦しい」と頭の中で呟いてた事しか覚えていません。

人生初のTTは悔しい結果になりました。

調子も機材も万全で望みましたが思うような結果とはいきませんでした。完全に力不足です。リベンジするかは、おいおい考えるとして明日のロードに気持ち切り替えて頑張ってきます!

p.s.
矢板アローズの古川さんに写真を撮っていただきました。他チームなのにたくさん撮影していただいて嬉しいです。

(以下写真はすべて矢板アローズ古川様撮影です。ありがとうございます。)

JBCFかすみがうらロード(E2馬場)

JBCFかすみがうらロード
E2 9周 24位/38人
強度の高い練習ができていないため、志は低いが完走が目標。路面は思ったより悪くないため前後6気圧。
湖岸へ方向を変える直角カーブとそれに続く細い横風区間、さらに湖岸沿いの高速区間で1周目から中切れ。分かっていても埋めきれず、2周目から2人で回し、3周目あたりで10人弱の集団になり必死にローテーション。その集団で生き残った6人が最終便となりビリで完走しました。
春のJCRC以来の集団走行で位置取りの甘さ、コーナリングでの感覚が悪かったことで中切れにあい、練習の強度・量の不足から埋められずといった感じでした。先頭でコーナーに入れば速いけど、集団内だと遅れてました。
生き残り集団は高速区間でみんなで死ぬほど踏んで、登りはそれほどといった感じでみなさんよく分かっている感じで助かりました。
レース前は濡れた状態で長時間過ごさないように、レース後は予め準備しておいた乾いたものにゴール地点で着替えて補給して対処しました。この辺はCXで慣れているので、レース後消耗して思考力が低下することも踏まえての準備が奏功しました。
モチベーション低下で練習量もかなり減っていた中で、ぎりぎりのペースで1時間みっちり走れて良かったです。これが浮上のきっかけになればと思います。
子どもたちは雨ながら久しぶりのお出かけで水族館もあって楽しんでいて良かったです。自転車オタクになりつつある5歳児は”観戦”していたそうですw
結果はともかく、応援されるような走りを続けたいと思います。

茨城シクロクロス 第2戦 取手ステージ(JCX#1)

茨城シクロクロス 第2戦 取手ステージ(JCX#1)

CM1:若松13位、巽20位でした。

ご一緒の皆様ありがとうございました。台風一過でまさかのドロドロレースです。掃除、洗濯、バイクメンテとレースがなかなかおわりません(笑)。

次戦は東北シクロクロス第1戦の予定です。

ZWIFT CLASSICS – The Apple Lap (Americas Central) C2

今日は、「Zwift Classics 2021 第2戦The Apple Lap (Americas Central) C2」に参戦してみました。

Zwift Classicsは、WTRLとZwift共催の個人のシリーズ戦(2021年7月-8月に全8戦)のようです。

ふだんのZWIFTレースと違うのはZWIFTのデータ集計サイトhttps://zwiftpower.com/と、レース主催者のWTRLへの登録が必須となり、独自のカテゴリ判定(Autocat)により自動的に1~6のいずれかにクラスに分けられてレースをすること。ただのZWIFTレースではクラスは自己判断なので、今日はAで勝負しようとか疲れているからCでのんびり走ろうとかできるわけですが、それができずにデータから自動で振り分けられます。カテゴリ詐称で暴走する選手とかがいなくなるはずなので、必然的に脚力がそろった状況でレースができることになりそう。というかよりガチンコになりそうな気配です。

私が参戦したのは水曜日午前9時からのレース。Autocatカテゴリ判定は上から2番目のC2でした。時間的に日本からヨーロッパあたりの社会人は参戦しにくい時間帯なので参戦人数は少なめ15名。2つめのKOMで3名で抜け出して3名スプリントで3位でしたorz。

自分のレース結果はともかくAutocatによるカテゴリ分けのレースは飛びぬけた選手がおらず実力伯仲(どんぐりの背比べ)になるので、なかなか面白そうです。来週もがんばろう。

 

第99回八方ヶ原ヒルクライム練習会

宇都宮の自転車専門店「じてんしゃの杜」主催の「第99回八方ヶ原ヒルクライム練習会」に参加させていただきました。

こちらの八方ヶ原ヒルクライム練習会は今回で開催回数なんと99回。年に3回から4回程度のペースで30年ちかく続いているヒルクライムの練習会です。

私は2006年に初参加(その時は1時間5分くらいのタイムでした)して、自転車で山を登る楽しさ(苦しさ)にはまった次第です。ここ10年くらいは計測スタッフとして参加することが多かったのですが久しぶりに走らせていただきました。

今回は宇都宮ブリッツェンから5名の選手(阿部選手、小坂選手、小嶋選手、貝原選手、及川選手)が、飛び込み参加してくださり一気に豪華メンバーに。気軽に参加できるイベントでありながら、時にはプロ選手やトップクラスのアマチュア選手と走れるのもこの練習会の魅力です。

ということで、本日はブリッツェンの選手から追いかけられるという最高の刺激をいただき頑張りました。中盤まではほぼ自己ベストでFTP更新しましたが、後半からは暑さのせいか実力か盛大にたれました。。。ブリッツェンの選手が練習のため早退されたので、おまけで表彰台の一番高いところにのせていただきました(台でなくて思いっきりフラットですがw)。ありがとうございました。

リザルトはこちら。

タイムの比較だけならばストラバなども手軽ですが、やっぱりライバルの背中を追いかけたり、後ろからのプレッシャーに負けない走るのが最高です。