東北シクロクロス 第3戦 福島空港ラウンド C4 2/18位(物井)

今回のコースは比較的道幅が広く、直線も長めの区間が多いので、序盤から全開で踏むゴリ押し作戦。スタート直後から後続を引き離そうと、下に入るまで全開で踏む。徐々に後続が減り、キャンバーに差し掛かる頃には松下さん(SHIDO-WORKS)と自分の一騎打ちになった。2周目のキャンバー明けまで先頭を死守するも、先に自分の方が力尽きてしまい、負けてしまいました。反省するほどの内容はありませんが、力のある相手と分かりつつ、あまりに脳筋策だったとは思います。全力を出し切っても勝てず、自信満々で臨んだ自分の鼻を松下さんがへし折ってくれた気がします。

今シーズン最後のレースであり、チーム活動の節目ともなるレースで有終の美を飾る事はできませんでした。しかし悔しさを覚えただけのレースではありません。自分の中で思うことはたくさんあり成長に繋がるであろう物を得られたと思っています。
今後大きく環境が変わると思いますが、今まで通り自分に出来ることを積み重ねて、次のステージでも活路を見出せたらと思います。

今回のレースに関わった方々、いつも応援して下さる方々、チームメイトの皆さん、ありがとうございました。2023年もよろしくお願いします!

シクロクロス千葉 C4-A 9/69位

シクロクロス2戦目。初戦の福島空港ラウンドでは優勝争いに絡むも最終周回でメカトラDNF。今回こそはと意気込むもテクニカルなコースに苦戦。思う結果とはいきませんでした。

試走した感じだと道幅が狭く追い抜きが難しそうなのでスタートダッシュが結果を大きく左右するのは間違いない。そんなことは分かっていたのにスタート直後、クリートキャッチでモタモタ。あまりにもハマらず後ろから追突され一人で落車。絶望で泣きたくなる。ほぼ最後尾に。

狭いコースで何人も抜く技術は持ち合わせていないので、道が開けた20m程度の丘の登りと砂浜区間で何とかするしかない。それ以外は転ばないよう、抜かれないようやり過ごす。

丘の登りでは頂上までスプリント。1周あたり3.4人は抜ける。

砂浜は下手過ぎて乗ることすらできない。最終周回だけ奇跡的に砂浜を抜けて波打ち際にたどり着いたので、誰も前を走らない海水の中を全力で踏み切る。それ以外は自転車担いでダッシュ。1周あたり5~8人ぐらい抜ける。

自分が追い抜けるポイントはそれくらいで、他は前を走る選手の後ろでうずうず。最終周回の砂浜区間を抜けて少し走ったところで既にゴール直前の選手を紹介するアナウンスが聞こえて悔しかった。

基本がなっていないのは分かっていたけれど、改めて痛感した一戦です。次のレースまで1か月以上は空くのでもう少しシクロクロスっぽく走れるよう練習します。

 

【おまけ】

レース後、脚が残っていたので栃木まで自走で帰宅しました。生粋の田舎者なので都会の風景が珍しくワクワクでした。あえて遠回りをしながらのんびり。東京の文字が見えただけでテンション爆上がり。スカイツリー見えた時は感動でしたね。日が暮れるまでには帰る予定だったけれど大幅に時間オーバー。ライトが無かったので最寄りのダイソーでフロント・リアライトを購入。この日は全国的に暖かい日でしたが、やはり栃木の夜は寒かった。昼間の千葉を体感した後だったので余計です。それを加味してもとても楽しい冒険でした。

レースで思うような結果を得られず、悔しい気持ちを何かで消化したかったので、提案してくださった若松さんに感謝です。道中いろいろなことを考え、気持ちの整理ができました。

 

次こそ優勝!!

大木須4周

今日は平日にもかかわらず猪野さんにお付き合いいただき大木須にてロード周回錬をやりました。1周11.5km(獲得標高280m)を4周。

最後の峠は1分間437w。猪野さんのおかげで適度に張り合いほどよく追い込めました。ありがとうございます。

キャニオン製バイクの持ち込み組立のご依頼がありました。夏草自転車店では他店ご購入のバイクにつきましても組立はいたしますので、キャニオン製品も同様に対応させていただきます。(作業工賃等はこちらでご確認ください

ケータイショップではありませんが(笑)

チームの先輩がスマホを交換したところデータの移行に戸惑ったとのことでご来店くださりました。

ジャイアントのショートノーズサドルが入荷しました。「FLEET SL」は中級グレードのSSTステンレスレールモデルです(税抜定価¥10,000)。どんなバイクでも似合いそうなスッキリしたデザインです。


 

NORTHWAVE EXTREME GT2 レビュー(物井)

先日夏草自転車店にてNORTHWAVE EXTREMEGT2を購入しました。自転車の金銭面に関してシビアな私ですが今回は奮発しました。というのも年明けに脚のケガに悩まされ約2か月間自転車に乗れない日々が続き、脚への負担を少しでも減らすためにも「足回りの機材はいいものを使おう」という安易な考えに行き着いたからです。とりあえず2週間使用したので簡易的にレビューします。

 

【見た目】

見た目はこんな感じ。色はオパール。オイルスリック色といった感じ。光の当たり方によってはタマムシみたいな色に光ります。派手派手です。レースで目立つこと間違いなし!←(走りで目立ちましょう。)

ペダルエリアはフルカーボン、それ以外の部分はカーボンコンポジットソールで…とカタログに書いてあります。機材に疎いのでよくわかりませんがたぶん軽量ということでしょう。笑! 外観は派手ですがソールは非常にシンプルで良き。

 

【履き心地】

ダイヤルを開放すると履き口が大きく開き、脱ぎ履きが楽です。脚の甲を上から蓋をするような構造なので「履く」というより「包む」というような感覚。調整ダイヤル(NORTHWAVEオリジナル開発、SLW2ダイヤルというらしい)が2つ付いており1段階ごとに0.7mm締まるそうです。2か所で微調整ができるのであらゆる形の脚にフィットすると思います。もちろん私の脚にもしっかりフィット!

 

【サイズ】

普段履いている靴のサイズは26.5cm。幅やや広めです。

以前使用していたシューズもNORTHWAVEですが数年前にサイズ表記の変更があったらしいのでサイズ選びは結構悩みました。以前のシューズはTRPPEDO PLUSという6、7年前のモデル。42サイズでジャストフィット。

そして今回購入したのは41サイズ(26.6cm)。ジャストフィットです。注文する際に42サイズ(27.3cm)も取り寄せていただき試着しましたが、つま先が1cmほど余りましたのでNORTHWAVEのサイズ表記は信用して良いのかと思います。ちなみにNORTHWAVEではEXTREME PRO、EXTREME GT2にハーフサイズがあります。

 

【総評】

簡単に書きましたが、まとめると…

1.派手で目立つ。

2.2つのダイヤルにより微調整が可能。

3.NORTHWAVEのサイズ表記は信用して良い。

人気カラーらしいので購入される方はお早めに夏草自転車店まで!!

 

【おまけ】

併せて「SOLE STER」のインソールもおすすめです。2万円と少し値は張りますが、脚の角度を矯正しパワーロスが少なくなるそうです。これを実感するのは難しいと思いますが、鈍感な私でも、シューズ内で脚がブレず安定した履き心地が実感できます。もうSOLE STERインソール以外は使えません。こちらも夏草自転車店にて購入できます。

 

ZWIFT練習(5月11日)

今日は小1の娘の登校日。入学式からずっと休校だったのでランドセルを背負って通学路を歩くのは初めて。今週は今日のみ登校ですが、来週から隔日で授業が再開されるとのこと。はやく日常が戻りますように。

3R Achterbahn Climbing Race (47.4km/29.5mi 988m)

NP251W(1時間25分3秒)。

標高差約400mの山を2回登るコース。アップがほとんどできなかったので1回目は抑えめに。2回目はそれなり頑張る。実質的に20分L5×2本。がんばりました。

大変な時期ですが自転車店も修理・物販ともに対応しております(トレイルのメンテなどにでかけることもありますので、予約いただけると助かります)。よろしくお願いします。


夏草自転車店

https://natsukusa.jp/

新規加入選手のお知らせ

2020年1月に馬場勝尚選手が新規加入しましたのでご紹介します。

〇馬場勝尚選手(ロード&シクロクロス)
「じてしゃの杜」から移籍加入です。シクロクロスにつきましては、2019-2020シーズンは「じてんしゃの杜」のエントリーとなります。

活躍にご期待ください!

夏草サイクリングチームはロード、MTB、シクロクロスに取り組むアマチュアサイクリングチームです。チームへの加入は随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

新規加入選手のお知らせ

夏草サイクリングチームに2名の選手が新規加入しましたのでご紹介します。

〇小川克広選手(ロード&シクロクロス)
「じてしゃの杜」から移籍加入です。

〇影山翔生選手(ロード)
「じてしゃの杜」から移籍加入です。

 

2名の活躍にご期待ください!

夏草サイクリングチームはロード、MTB、シクロクロスに取り組むアマチュアサイクリングチームです。チームへの加入は随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

JBCFまえばし赤城山ヒルクライム E2

タイム 1:01:10

順位 1/53位

自分にとって今シーズン最後のJBCFのレースです。ここまで来たらポイント昇格でもいいので、来シーズンはE1で走りたいと思い、上位ポイントを狙っての出場。

コースは4〜6%の緩やかな登りが長く続き、時々8〜9%のやや急な登りがあるといった感じ。同じヒルクライムでも、10%越えのポイントが多数ある地元栃木の八方ヶ原とは筋肉の使い方がちょっと違う。レース後半もドラフティング効果があってヒルクライムと言っても、ややロードレース寄り。それほどヒルクライムを得意としてはいませんが「狙えるかも」という気持ちが途中から芽生え、なんとか優勝することができました。

以下レポート。

スタートから山に入るまでの市街地区間は感覚で3〜4%ぐらいの緩やかな登りでドラフティング効果は「大」。いつもの様にエアロフォームを意識。ヒルクライムとは言えスピードが出ているせいか、まさかの序盤で落車が発生。自分から3選手ほど挟んだ真正面だったので、巻き込まれそうになったがギリギリ回避する(巻き込まれた選手が後に復帰して走っていたのは驚き)。

山に入ると徐々に勾配が上がり、それと共に集団はだんだんと人数が減り、中間地点を過ぎた頃には先頭は10人程度。

中盤で先頭集団のペースに着いて行くのがキツくなりドロップして後半に備え自分のペースで走る。

今回はE1からE3までが一斉スタートであるが、順位付けはクラスタ毎なので、先頭集団にいるE2の選手だけは要チェック。先頭集団にいたE2の選手は1人。南魚沼ロードでゴール前まで一緒に逃げた棈木選手(Champion System Japan Test  Team)だ。

自分がドロップして間も無く棈木選手も集団からドロップしたのが見え、徐々に差を縮めていき追いつく。

棈木選手も自分を意識していおり、ここからゴール前まで2人の駆け引き勝負。

横を通る一般参加枠の次元の違うヒルクライマーさんの後ろに着いてアタックをしたりされたり、その度に千切れては追いつき、追いつかれたり。

途中プロツアー選手の小集団と合流し、自分が先頭を引いたりアイラン選手が先頭を引いてくれたりと非常に貴重な体験もしました。笑

残り1kmの看板が見え、ここでは完全に自分と棈木選手の一騎打ち。先行する自分の後ろを棈木選手が走り、残り300mの看板が見えたところで棈木選手が後ろから発射!

ヒルクライムの300mスプリントは長過ぎる。脚は保つのかと不安しか無かったが、ゴール前は勾配は緩く平地に近い。これなら保つと確信しロングスプリントで先着ゴール。

今シーズン最後のレースを優勝、E1昇格という最高の形で終える事が出来ました。オフシーズンに入りますがE1でも優勝出来るよう気を抜かず練習します。

最後に、前日に受付して下さった巽さん、送迎して下さった若松さん、ムードメーカー今関さん、応援して下さった方々、本日はありがとうございました!

JBCF 南魚沼ロードレース E2(物井)

  1. 12km×5周 計60km

順位 2/43位

先週の群馬ではいろいろな失敗と発見があったのでそれを踏まえて、この数日間、今の実力でE2で勝つにはどうしたら良いかを考え、力任せに走った群馬とは違った走りのスタイルで挑みました。

コースは例年とは逆回でスタート・ゴール位置も違うみたいなのですが、レース展開は概ね自分がイメージした通りに進み、ゴール前のスプリントは完全な力負けだったので現状としては納得のできる結果です。

とにかく先週の群馬がただの失敗に終わらず、成長に繋がったのが大きな収穫です!

以外レポート。

〜当日朝〜

今回は初の前泊でのレース参加。当日遠征よりも時間に余裕があり「早起きしなければ」というプレッシャーがなく、今までになく寝付きが良かった(21:45頃就寝、5:00起床)。

群馬同様チームから1人での参加であり選手ライセンスコントロール、マネージャーミーティングに出席。当日の朝マネージャーミーティングの時間が15分遅まり、試走の最終コースインの時間が15分短縮されるという急な変更があり、どう考えても試走する時間がない。自分以外にも選手としてマネージャーミーティングに出席された方も多数いて、数人で試走をさせてもらえるよう、スタッフに頼み込んだが結局認められず。当日の時間変更は本当に止めてほしい。こっちは事前に出されたタイムスケジュールに合わせて行動を考えて来ているのだから。

不満に思いながら駐車場に戻り、15分間ローラーを回す。その後軽く補給を済ませて、少し早いが車検と出走サインへ。今回は珍しく先頭の方からスタート。

〜レース〜

1周目集団の真ん中から後方で、区間ごとの集団の動きや選手を観察。

2.3周目から集団の前方の方に位置どり、ここでも様子を見る。時々少人数のアタックもあったが、その度にすぐメイン集団がキャッチするので、まだメイン集団の方が有利か。

レースが大きく動いたのは4周目の序盤の登り。1人の選手のアタックをキッカケに後から2人の選手がそれに反応し、合計3人の逃げができた。自分は、ここはまだメイン集団の方が有利と判断した。理由はメイン集団はまだ10人以上おり、その中にはマークしていた選手4人と積極的に前を引くスプリンター体形の選手が2人、そこに自分も加われるからだ。

しかし周回後半になっても逃げが捕まらない。さすがにこれはヤバいと思った。序盤の登りに入ったらメイン集団の数は今の半分ぐらいとなり、それ以降のアップダウン区間でローテーに混ざれる選手は、さらにその半分ぐらいだろう。そうなれば先頭の逃げに追いつくのはおそらく不可能。脚を使ってでもこの周回中に逃げを捕まえるために、集団の先頭に出てペースアップを促す。ローテーが上手くいき残り2kmの降りに入る所(管理棟付近)で逃げをキャッチ。

レースは最終ラップ。序盤の登り区間でアタックする選手が出て単独でない限りそれを容認したら間違いなくゴールまで逃げられるとみた。最終ラップ以前の走りと事前情報からして初めにアタックを仕掛けてくる選手は予想していたが、正にそれが的中。今大会優勝者の田崎選手(F(t)麒麟山Racing)だ。登り切る300mぐらい手前からロングアタックを仕掛け、追走できたのは棈木選手(Champion System Japan Test Team)、次いで自分。他に反応した選手もいたのだが登り切る手前でドロップ。

自分を含めた3人の選手で協調し、後方を引き離す。途中、追走が3人迫っているのが見えたが田崎選手、棈木選手の走りは力強い。残り3kmぐらいになると追走の姿は見えなくなり、ここからは3人の勝負となる。

初めに仕掛けてきたのは、やはり田崎選手。残り2km地点の管理棟手前でアタック。自分が先頭交代するタイミングだったのだが、降る手前で仕掛けてくると予想していたので反応できた。しっかり棈木選手の後ろに入り、ラストの降りは田崎選手、棈木選手、自分の順番。この降りは追い越す事は困難だし、追い越したとしても降り切ってからゴールまでにそれほど有利になる訳ではないので、引き離されないようにだけ注意しながら走行。しかし自分は「大」が付くほど降りが苦手。1km以上ある降りの間、スピードに乗り過ぎて草むらに突っ込みそうになり急ブレーキが1回。コーナーでブレーキをかけ過ぎて後輪スリップが1回。極め付けは、盛り上がっているマンホールに突っ込み車体が浮く。「うあぁぁ〜」だの「あぶねぇ〜」だの一人で叫んでてカッコわる過ぎ。笑 そんな走りをしていたら前を走る棈木選手との差は少しづつ開くが降りのラスト500mぐらいが直線であり、ここはテクニックが必要ないのでエアロフォームで思いっ切りペダルを踏む。降りきったところで何とか2人に追いつき再び3人が集結。

ゴールまで残り約500mであるが3人とも牽制し合い一度スピードが落ち着く。初めは田崎選手が先行したが、すぐに自分が仕掛け、ゴール前のスプリントを考慮しながらシッティングで7〜8割程度の力で巡行する。200mぐらい巡行しても2人共前に出ないのでこのままさらにペースアップすれば引き離せるかと思った時、左から棈木選手が飛び出す。後ろをずっと気にしていたので、ここはしっかりと反応でき前に出させない。次いで右から田崎選手が飛び出す。これにも反応はでき、すぐさま全力スプリントに入れたのだが、ゴールまで残り約10mぐらいの所で田崎選手のノビのあるスプリントに刺され2位でゴール。あれだけレースを動かしていた田崎選手にスプリントで負け、タイム差は1秒未満でしたが、それ以上に力の差を感じました。

(photo by 長島 好教 様)

〜振り返り〜

冒頭でも書いた通り、先週の群馬から走り方や考え方を改善し自分の納得出来る結果を得られたことが大きな収穫です。また、力の差は歴然としていましたが田崎選手とゴール前でスプリント勝負ができた事は本当に光栄です。

結果に納得はしても満足はしていませんので、もっと強くなるために練習あるのみです。

応援して下さった方々ありがとうございました!