TOGS

TOGSというMTB用のハンドルバーアタッチメントが入荷しました。「画期的な新しいバーエンド。快適なポジションを作り、疲労回復に役立ち、上りにも強い。」とあります。かつてのバーエンドバーを現代的に解釈したアイテムといえるかと思います。

かつて車輪が26インチだったころのMTBのハンドル幅は600mm程度でしたが、29インチ・27.5インチの大径ホイールが標準となった現代のMTBはハンドル幅がぐっと広がり700~720mm程度があたり前になりました。大径ホイールと幅広のハンドルにより、荒れた路面や下りにおいてバイクの安定した操作が可能となったわけですが、一方で、肩幅よりはるかに広いハンドルバーには長時間ライドでは疲労の要因となったり、登り斜面では腕が広がったり脇が空いたりして上体が安定しなったりといったデメリットもみられます。XCレースでは登りでグリップよりさらに内側のブレーキレバーの付け根に手を添えている選手もよくみかけますね。ロードバイクのハンドル幅は400~420mm程度が一般的ですから、単調な登りならその程度で十分なわけで、幅広ハンドルの内側を握りたくなるのは自然な摂理といえそうです。

そこでTOGSの登場となります。かつてのバーエンドバーがハンドルの外側に装着したのに対して、TOGSはグリップの内側に装着します。

この突起に親指をひっかけて握るわけですが、ちょうどロードバイクのブラケットに手を添えたような感じになります。軽く手を添えるだけですが、上体がしっかり安定しますので登り斜面での威力は大きそうです。突起を立てるか寝かせるかはロードバイクのブラケットと同じで好みがありそうです。

本体が薄くコンパクトなのでブレーキやシフトの操作にはほとんど影響はなさそうです。重量も19gと軽量です。

当店販売価格は2980円です。試乗バイクに装着しておりますので、握り心地をお試しください。

 

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