2018 CJ 朽木 レポ

マスターズクラス 結果9位/38人

●レースの展望
今年は元エリート選手数名がマスターズに下ってきて上位を陣取ることが予想されていたので、少しでも付いていきたい、マスターズの中で前に出たいと与えられた時間の中で準備をしてきた。行きますよー!(この時はまだ希望に満ちていたおじ様でした)

●コース
角度がやや急〜急な登りが4,5分と長く、そこからシングルトラック、スイッチバック、ドロップオフ、ハイスピードなガレ場と変化に富んだ下りを経て、再び上り返してガレ気味の小バームセクションを下って1周、約4.5km×4周

●レース
2列目外側、前は優勝候補の品川さん、隣は若松さん、良好な位置からのスタート。スタート直後のヒルで先頭の品川さんは異次元の速さでいきなり独走、それに元エリート、マスターズ上位陣、去年のマスターズでシングルな方々と続く。かなり強く踏んでいたつもり、でも周りも緩めてくれない、意地の張り合い状態。若松さんを上り返し前で何とかかわして(譲ってもらったのかは不明)下りセクションへ向かう。前3名グループに下りで追いつきたいができない。残念だが踏んで追いつくしかないか。2周目の登り途中で何とか前の3人に追いつき、1名脱落するも、3周目で1人にかわされる。また、2ラップまでは16.5分を維持していたが3ラップから30秒、4ラップ目は40秒遅れる。4ラップ目は若松さんが後ろに(ハイエナ??)の様にこちらの隙を伺いながら迫ってきている(様に思えた)ので、とにかく無我夢中で乳酸で力尽きる脚にムチ打って上った。んが、いつもの悪い癖、フラフラになるまで追い込みすぎた。ここまで来れば..と気が緩んだ得意なはずのガレ場の下りの始まりで大ゴケ、再び乗るもサドルを曲げてしまったことに気が付き、再度降りて修正。その後はギリギリながらトラブルなく何とか若松さんから逃げ切れた(逃がして貰った?)。トホホ...

●反省
ガレ場の大ゴケ。バカは死ななきゃ..って真実だなと悲しくなる。コケるまで追い込み過ぎはダメだといつも分かっているつもりが改善せず。真っ新なジャージの背中に穴、ヘルメットを割るという、相変わらず、情けない痛々しいレースであった。

●パワーをつけたいとジム通いをしたが、筋肉のつけ方が悪いのか、過労なのかレースの2週間前にギックリ腰をやってしまった。もうすぐ50歳になるのに若い頃と同じく、上げるウェイトを増やすことに専念してしまったからか。ウェイトの量でなく、脚の動かし方などに注意して行うことが大事かも。ギックリ腰をやって改めて疲労管理の大事さを痛感。マッサージに通うだけでなく、自分でもストレッチ等で少しでも筋肉をほぐすことに。

●XC選手として最も弱いポイントである登りはどう改善する?しつこいが50歳前の身体に筋力アップというのは難しい。それならばやはり身体のウェイトコントロール、登りのペダリングを磨いてシーズン中盤に向けて身体を作っていく。そのために、練習の強度を少し犠牲にして完全休養日を無くす方向で検討してみようか。

●総括
当たり前だが、前に行きたい気持ちと裏腹にレースの結果って厳しい。人よりも速くなりたいと日々切磋琢磨している人より更に抜きん出る、あるいは個人間の強さの差を覆すって簡単でないっていうか、ほとんど不可能なことを改めて痛感した。皆さん、大変、御立派です。私以上に勝ちたいって思い、頑張っているのでしょうね。レースって人に勝たないと楽しくない、意味ないかもしれないけれど、今回の反省として人に勝ちたいと考えて何かをするのでなくて、自分のライドをよく考え、反省して大ゴケをなくしたり、登りを磨くことに集中する必要を感じた。先ずは自分の最も弱いところを補わなくては。会社に勤めて問題提起して改善、カイゼンってやっているのと似てくる。本当にXCって楽しいのかな?結局、本気で強くなりたいか、どうかでしょうね。趣味なんだから、嫌ならやめれば良いださ!    半面、若松さんにはなんとか辛勝??もしや譲っていただいている??小倉、八兵衛では全く歯が立たないのが現状、なぜ勝てた?? ともかく、一番のライバルがチーム内にいてくれて、いつでも練習で胸を貸してもらえるのはやはりありがたいもの。一緒の練習で「敵わない」ではなくて、自分少しでもついていく心が必要。練習でそれができていないからコケるのかも。これからもよろしくお願いします。

同行して頂いた、若松さん、巽さん、お世話になりました。トランポが去年と比べて改善したとは言え、相変わらずうるさく、跳ねる車で滋賀までの長い道のりをお付き合いいただき、ありがとうございました。

写真はFacebook Sumpu Photo様より借用。いつもありがとうございます。●やっと前のパックに追いつくもすでにシンデルおじ様。●若松さんに追いつかれる恐怖に取りつかれてダンシングするおじ様。●スイッチバックで腰が引け気味なおじ様。以上3枚です。

「2018 CJ 朽木 レポ」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です