CJ-U白馬 マスターズ 9位/55名(松本レポ)

CJ-U白馬 マスターズ

9位/55名

写真はすべてSumpu Photo様からいただきました。

●準備

正直、計画したインターバルメニューは未消化。暑さに対応するのに精一杯で練習どころではなかった。日光の山へ逃避練くらい。

●コース

後半が短くなった意外大きな変化はなし。気になったところは試走中に転んだ前半最後のドロップオフ。左から右に切って根を越えるつもりだったが、アドバンスの方で右を直下した人を参考にラインを変更した。

●レース

ほぼ10位でジープロードからシングルへ。ジープロードで勢いよく飛び出した若松さんが入り口で数人と絡んで横を向いてしまった後ろを通過。前は叶さん、塩見さん、酒居さん。澤田さん、浅井さん、鈴木さんは後方。酒居さんすぐに目の前からいなくなった。塩見、叶、松本パックで1周目通過するもその後、塩見さんが遅れる。多分、オーバーペース気味だな、まあいいか..叶さんに付かせてもらって、元気な内に塩見さんと澤田さんとの距離を稼ごう。3周目に後ろから村田さんがブリッジして来た。(伊東さん写真から実際には2周目には後ろに付いていたみたい)3周目は叶さん、村田さんに付くことができていたが、4周目になると、いつもの奴がやって来ました。

「タレ」

ラストラップ前半ジープロード最後の登りからジリジリと叶さん、村田さんに付くのが辛くなり、遅れ始める。村田さんの力強い登りを後ろから見て、「付いて行くと潰れる。無理。」あきらめる。あとは半死の身体が破綻しないよう、後ろに追い付かれない様、調整しながらゴール。

●反省

去年のライバルの足元にも及ばないレースが続いてた今年の状況からは想像できない位の良い成績を出せて正直、驚いてる。でも、実力が戻ったのではなくて、自分よりも暑さで大きくコンディションを崩した方々が多数いて、その中で比較的コンディションロスを抑えて走れただけだろなぁ。前半はそこそこ力強く走れるようになってきたから、後半のタレを改善しなくちゃ。

茨城シクロクロス第3戦 ふれあいの里 城里ステージ CM1

●結果CM1 5位/19人出走

●準備 宇都宮でレース途中までは良い感じで足が回っていたので、インターバルトレーニング時間を増やして40分きっちり走れる体を作ってきた。ただし、実走は巽さんと走った2回のみ。テクニックにおいては不安を残して臨んだ。

●コース 小高い丘の上のキャンプ場を基に造られたコース。今までのシクロコースと比べると、

・キャンバーの角度、大きさがハンパない
・登り下りが多い
・シケインがない
・アスファルト区間がやや多い

●レース 会場下の道路からのスタート。いきなり上げないつもりでいたが、ついつい上がってしまう。約6,7番で森の中へ。前の選手のリズムが自分に合わず徐々に中切れ状態に。部分的に霜が溶け出したところで前の選手がスリップしてパスする。後ろに付いていたコーナーが得意な巽さんは自分以上に待たされていたと思う。悪魔の谷と呼ばれている名物オフキャンバーセクションはとりあえずライドでクリアしたが、あとで若松さんに撮ってもらった動画を見たが明らかにビビっていた。そんな感じで3位争いパックでラスト1周に入る前で前にたが、オフキャンバーのアプローチでつまづき、バイクを横にしてしまい、動きが止まってしまった瞬間に後ろに付いていた森さん、佐々木さんにパスされ、オフキャンバー上で飛び乗る勇気がなかった自分は最初のオフキャンバーを全て押し。その間に5秒位差がついてしまい、最後までこの差を縮めることができず、終了。選手同士で健闘を讃え合うこともなく、ゴールを去った。

●反省 一瞬のミスで少しずつ上げてきた順位を最後に大きく落とした。
・原因1 オフキャンバー、オフキャンバーのアプローチのコンディションは周回を重ねるごとに悪くなっていった。そのことを踏まえて、周回を重ねるごとにより丁寧にあのセクションを走るべきだったが、最終周回で力で攻めて前にでることを優先したまま、入ってしまった。コースの現状をシビアに観察してそれを踏まえて走る訓練が足りてない。
・原因2 試走の時にもしここでグリップを失って足を付いたらばどうする?とかシュミレーションしとけば良かった。リカバリー遅すぎ。今更次郎。

●どうしようか?これでシクロは終了してコース作りとMTB練を本格的にスタートしようと考えていたが、改善したいものができてしまった。これで終われない?パチンコ屋で勝ち玉全て失い、また現金握りしめて交換機に向かうかどうするか迷っている?みたいな自分がいますw

2018宇都宮シクロクロス Day1

CM1 結果5位/19名

●レース準備
コーナーリング練メインで臨み、CM1デビューで撃沈した11月の幕張の反省を踏まえ、練習内容を大幅に変更。インターバル日、ペダリングフォームを意識したLSD(2H)日、休養日の3日周期のペースで一か月を過ごしてレースにのぞんだ。

●コース
ほぼ自分のホームコースで苦手な杉林の中の細かいコーナーセクションもない。基本的にストレートが長く、足で稼ぐコース。特にアスファルト区間と農道の区間は空気抵抗を意識する走りが求められそう。去年ぬかるんだオフキャンバーセクションもほぼドライでパワーさえあれば問題なく登れる。

●レース
空気圧はF1.95 R2.15。スタートは3列目。約10位で砂セクション、TKCの壁登りに。詰まった人に邪魔されて巽さんが一瞬止まった脇をすりぬけた。TKCの壁はCM1で乗車している人はなさそう。二回目の壁も押しで。その後のストレートで後方スタートのCM2のGUFOサイクリングの中里さんに抜かれる。パワーもテクも異次元。

1周目TKCの壁。すでにGUFOの中里さんは後ろに。巽さんはこの後、詰まった人のトバッチリを受ける。

写真:530の薄井さん提供

 

GUFOの中里さんに抜かれる。後ろに付けた時間はあまりに短かった(´;ω;`)

写真:Sumpu Photo 提供

 

その後はボチボチと1周でだいたい2人位かわした。2周目のキャンバー区間で岡部さんに追いつき、農道区間手前で巽さんが私に何か声をかけて、3人パックの先頭に。

先行する岡部さんに続く私。巽さんはすぐ後ろに。

写真:Sumpu Photo 提供

 

 

この辺りから身体が辛くなり始め、巽さんには申し訳ないけれど、農道区間は先頭を引いてもらい、フライオーバー、シケインを経てゴールラインを超えて最終周回へ。今更三味線ひくつもりはないけれど、3周目は本当に巽さん、岡部さんについていくのが辛かった。

3周目。ついていくのに必死。

写真:530の薄井さん提供

 

 

レース準備でミスしたことはインターバル練の時間が短すぎた。具体的には1分もがき、1分レストを10本程度しかやらなかった。20分以降は心拍が170オーバー状態。身体が乳酸だらけになったと思う。オフキャンを経て農道手前で後ろを見ると私らの後ろは離れていた。苦しいからここでペースダウンしてゴールしても順位は変わらないな。ここで巽さん、岡部さんと勝負して失敗しても、この順位でゴールできるな。どうしようか?

農道の途中で一応?アタックをしかけた。巽さんの前に出ることはできたがフライオーバー辺りで岡部さんに再び捕まり(ヘボアタックでドラフティングされてた?!)シケインは二人仲良くシンクロ跳びをして、最終コーナー手前でやっとの思いで先行、後は何も考えずゴールまでもがいた。わずかに先行してゴールできたらしい。

岡部さんに逃がしてもらえず、いわゆる「シンクロシクロ」に。

写真:Sumpu Photo 提供

 

 

身体の燃えカス集めてただもがく。ここでもシンクロ??

写真:Sumpu Photo 提供

 

 

競い合い、健闘を讃え合う。マスターズ、至極の時です。ありがとうございました。また、お願いします。

 

 

 

●反省
今回は巽さん、岡部さんに最後に先行してゴールできたが、実際はぼろぼろでギャンブルな展開だった。garminの20分以降のログを見ると心拍がいきなり上がっていて20分しか戦えない身体でレースに臨んだのがよくわかった。インターバル練の日の練習量を増やさないとレースの最後まで戦えないことが分かった。また反省を踏まえて、自分を変えて1か月後にチャレンジしたい。

※巽さんとは得意な場所は違うが総合的な実力が均衡していて、練習もレースもとても刺激的で楽しい。これからお互いに切磋琢磨していきたいですね。あらためてよろしくお願いします。

※自分のタレ具合をチェックしたくてリザルトのラップタイムを楽しみにしていたが、宇都宮シクロはラップタイム出してくれない。参加料¥5000もとる宇都宮シクロだけ、去年も今年もラップタイムの表示を端折っている。なぜ??参加料はフェリペの航空チケット代になっている?改善して欲しい!

※ 薄井さん、応援、写真いつもありがとうございます。Sumpu Photoの伊東さん、いつもありがとうございます。

前橋シクロクロス 第1戦 CM2+3

一位の巽さん、三位のBluelugの横関さん

結果  2位/43人出走

●レースの準備
小貝川でそこそこ走れそうな感触は得られた。自分が弱いのは
①滑り易いところ、激しい凹凸のコーナーリング。
③自転車から降りて、抱えて、飛び乗り。
水曜、土曜といくらか練習したけれど、早くともできるまで自分には半年位かかりそう。ほぼ何も準備や改善できず。

●当日
睡眠不足。試走終了まで一時間以上あったので車の中で30分仮眠をとった。前日自転車のメンテと自分の身体の不具合を診てもらうのに時間がかかってしまい、就寝時間が遅れたのが原因。これからは荷物の準備だけでも早めに終わらせておこう。
●コース、試走
スタート~約200m~階段、狭い通路100mの後にドロップオフ、芝生のコーナー区間を抜けてシケインか木の根のある回り道のどちらかを選択~パンプセクションの外側のストレート~ややタイトな芝生のコーナーを4,5ヶ抜けてシケインを越え、パンプセクションのスタート台への急な登り、パンプセクション~小さな段差を曲がりながら登ったり下ったり(地面がバフバフでグリップが悪い)して、踏み固められた土のストレートを抜けて駐車場の脇を抜け、雑草を刈ったばかりの荒れた広場中をめぐり、再びバフバフの森の中のオフキャンバーで石のある折り返しコーナーを経て戻る。
試走中、シケインと木の根の回り道の選択で木の根の方を選択したところ木の根にタイヤがかかり?フロントタイヤの空気が全部抜ける。空気圧は1.9、これを踏まえ空気圧をF2.1 R2.2に上げて、シケインに行くのがが無難と判断。また、小さな段差を上下しながら曲がるところは走ろうとするもリズムに乗れない。周りの試走する人全て押し。自分も押しに決めた。この場を4,5回繰り返して練習した。

●レース
ありがたくも初めてのCM2で最前列。クリートキャッチもほぼ決まり、階段に二番手で入るも登り終わりで4,5番..何とか巽さんの後ろに付く。ドロップで落者した人をかわし、たしか3,4番手に。先頭は255番の選手でかなり速い。シケインと木の根の選択では、巽さんは木の根に行き、私はシケインへいったところ、7,8m差をつけられてしまった。乗り降り下手クソ..その後は何とか離れることなく荒れた広場まで進む。そこで255番の選手が荒れた広場でペースダウン、その後落車したところを巽さんとかわす。1周目を通過したところで後ろを見ると255番の選手の姿は見えなくなっていた。先ずはこのまま、巽さんと逃げよう。2、3周目はそのまま状態で進んだ。
巽さんが隙を見せれば前へかわすつもりではいたが、巽さんは私に隙を見せなかった。明らかに私が速い場所はない。残念だけど、そういう実力の差だった。特に小さな段差を上下しながら曲がるところは巽さんはライドし続け、私は押し、または担いだが、必ず再乗車時に遅れた。

最終周回の小さい段差を上下しながらのコーナーにて一位の巽さんは乗車、私と横関さんは押し、担ぎで。(写真 530711 薄井さん)

 

最終周回に入り、パンプセクションで3位の横関選手がすぐ後ろのところまで来て、「2位以内」に黄色信号。なんとかもう一度、差をつけたい、また巽さんの前に出られる可能性のある数少ない場所だったので、荒れた広場内のわずかな直線で巽さんに挑むもかわされる。でも、少しペースアップできたか。荒れた広場では横関選手が勝負をかけてくる気配はなかったので、ゴールまでのバフバフの石ころオフキャンバーをミスらないこと。オフキャンバーのコーナーを抜けた後の芝生は、巽さんへの最後の悪がき攻撃と後ろからの横関さんから逃げるために、ガチガチのスプリントを。結局オフキャンバーの処理が下手で、巽さんとは10m以上離れてスプリント開始するも差が開きすぎ。巽さんが両手を広げてゴールする姿を見て、約1秒差で自分はゴール。後ろの横関さんとは意外に差を6秒差。途中であきらめていただいたのかも。

●反省
CM3で勝てた勢いで臨んだレースだったが、勢は虚勢だった。自分にあるものはMTBで得た脚以外、何もない。練習で分ってはいたが、経験もなく、走り、技術もへなちょこな状態で巽さんに挑むのはまだ早すぎることがはっきり分かったレースだった。まずは今日の結果を踏まえて11月のレースに向け、自分がいやだなと思うコースや、乗り降りを中心に改善していきたい。

JCXシリーズ  茨城シクロクロス(第2戦取手ステージ)小貝川リバーサイドパーク 記:松本

茨城シクロクロス第2戦 取手ステージ

結果 カテゴリCM3  1位/約60名

●レース準備(当日まで)
初めてのCXレース。周りの皆さんにそそのかされて?8月終わり頃からCXを始め、巽師匠にいろいろ教えてもらうも、も中々成長できず、小倉でもロマンチックでも泥のコーナー、凹凸のあるコーナー裁きがチームで断トツに下手クソ。とりあえず、通勤で乗りまくるしかないとCX車を片道17kmの会社通勤車にして雨以外の日は片道4,50分の通勤練を実施しながら今日に至った。

●レース準備(当日)
私のウォーミングアップ開始時間が試走開始時間と同じこと、経験上いきなり最初から高出力はよくないので、試走はガンガンと2周、ゆっくりと1周。どこで人を抜けるか?危険なところは?休めるところは?とか考えて走った。結果、前半のコーナーメインのところで抜くのは難しい。やはり、後半のバックスストレートしかなさそう。危険なところはドロップして泥、アスファルトのコーナーの場所とバックストレートのアスファルトが切れて僅かな段差を超えていくところ。休むところは..あるかな?わからん
コースはスタートして約100mで大きく右側にターン、前半にコーナー、細かい急な登りくだりが多数。後半はアスファルトのストレート~シケイン~芝のストレート、2,3コーナーを経てゴール。これを2周回。(後で分かるが実質3周)

●レース
予想通り、出走順はほぼ最終。係員の方に「前、空いてます」と言われ、迷わず前へ行くも、真前はお腹の立派な方..(失礼)危険だけど遅ければラインを変えないと道ずれになるな..
前回、うぐいすの里で好結果を出している、目標の530金子さんとは3列差。若松さんは私の2列後ろ。
スタート。クリートキャッチ、やや失敗。予想通り前の人の加速が悪いので右、その後右コーナー手前で左側のラインが大きく開いたので左に猛ダッシュ(のつもり)。意外に抜けた。その後は小さな上り下りで止まる人、転ぶ人をかわしながら、前につけて行く。中切れしそうなときは悪いけれど短い直線や短いけれど急な登りで前に出させてもらう。バックストレートでも何とか4,5人を抜く。2周目は前半のコーナーまでは4,5名のパックで行き、バックストレートでパック先頭に出ると、以後は抜ける人もまばらになってきた。金子さんはまだ見えない。そのまま、2周目終了。残念ながら金子さんには追いつけず終了..と思いきや、ジャンの音!知らなかった!2周って書いてあっても実質3周走れる!でも、2周のつもりで踏んだ脚は追い込みすぎて脚が回らない状態..とりあえず、3周目は一旦ペースダウン、とそこに金子さんが見えたのに加え、マイルポストジャージの山口さんを何とかパス。途中、ツアーズの小林君に「落ち着いて!」と声をかけてもらい、ミスしない!冷静になれ!自分に言い聞かす。再び少しずつペースを徐上げて中盤で追いつき、アスファルト区間で金子さんの前に出る。ここで中途半端なスピードで抜くわけには行かない。かなり辛かったけどシケイン手前まで無我夢中で踏みまくる。その後のシケインの出口で「二人、13、14番」と言われ、金子さんには追いついたが、まだ前に12名いるのか..やはり甘くないなぁ..口惜しい思いを抱きながら残された区間を走って、ゴール。

●感想
走り終わってからでした。1位取れたことに気付いたのは。今考えるとシケイン出口の順位を数えていた人はCM2含めての順位だったのかも。僅か30秒差で2つのクラスタを出走させる、実質混走レースだからしょうがない。
勝因としては苦手な泥、木の根のコーナーはなかった。私の後のクラスタでは雨が降ってスリップ、落車が多発して大変そうだった。また、前半のグチャグチャのカオスから抜け出すのが狭いコースで難しいと予想したが、意外にうまくいった。次回も上手くいくかな。上にいけばいくほど厳しくなるな。

2位の530の金子さん、3位のマイルポスト?の山口さんと(山口さん、ジャージはマイルポストですがリストにはチーム名がありません)

MTB全日本選手権XCO マスターズクラス(松本レポ)

MTB全日本選手権XCO マスターズクラス 9位/65名

レース前の準備・作戦。

田沢湖から期間が短くてコンディションを維持することしかできなかった。週1、2回よいペダリングイメージでのインターバル、週末錬をして3週間過ごした。

コース

試走してシングル登りのバーム・パンプセクションで軽いギヤだと遅くなると感じた。一枚重いギヤにして、パンプの一瞬下る時にコツンと踏んで次の登りでギヤが重くなる時にリラックスして踏むようイメージした。頂上まえのゲレンデを結ぶ山林の中も同じ。

周回がいつもより短い3周になるも、変にペース上げ過ぎても潰れるのは明らか。順位的に10~15辺りで行こうかな。

レース

スタートは3列目、右側。中央、左の砂利ゾーンよりも右側の芝ゾーンの方が最初の150m位までは速そうに見えたので◎。スタートしてクリートミスしたものの、後続に遅れることなくなんとか進む。1周目は11位あたり。ライバル、塩見さんも前方に何とか見える。まずまず。森の中の登りで一人かわすも二手に分かれるテーブルトップセクションで右側よりスピードが出て高く飛べそうな左側へ行くもこれはアウトコースで自分が抜いた人が右のインコースに行き、見事に抜き返される。左行きはNG!1周目はペースも速く、付いて行くのが精一杯でパンプの登りは試走時のイメージを意識できない。2周目手前で塩見さんに追いつき、また鈴木さんに追いつかれ、抜かれる。2周目にはなぜかあの有持さんが目の前に迫ってくる。鈴木さんが前を行く塩見さん、有持さんをかわして前に出て、距離が空き始める。自分も鈴木さんと行きたい。が、自分には鈴木さんのペースで行くと破綻するな。有持さん、塩見さんパックに同行。ゲレンデのつづら登りで塩見さんをかわして前に出るもすぐに抜き返され、シングルの下りに入る。やっぱ強い。どこだったか定かでないが塩見さんを再び抜いて有持さんに付いて頂上手前の急坂に差し掛かった時に少し有持さんのペースが落ちた?気がして前に出る。木の根だらけの下りをクリアして後ろを見るとやはり僅差で有持さん、塩見さんが来ている。3周目は案の定、ペース維持がキツい!ゲレンデ登りでいきなりくじけそうになるも、ファンの菊地さんから冷たい被り水をいただく。生き返る!ありがとう!登りはボロボロだけど、とにかくモガかず、リラックスしてきれいにペダルを回すこと、後続の有持さん、塩見さんとの差が僅かなので、下りではとにかくミスをしないことだけ意識した。登りのパンプをイメージ通り一枚重いギアで踏んでみるも、力不足でぎこちない。先行する鈴木さん、岡部さんの姿はたまに見えるがどう見ても30秒以上(実際は1分近くあった)差があり、後ろの有持さん、塩見さんとは10秒あるかないか()正直、生きた心地はしなかったが、ダメな時は何しても抜かさせる!このまま耐えるしかない。最終のストレート手前で後を見ると、すぐ後方に塩見さん!その後ろに有持さん!さっきより差が縮んでる!ジャージのジップを即、上げて残り数十メートルをスプリント!(のつもり..)なんとか逃げ切れました。いつも敵わない有持さんより先にゴールできてしまった、良きライバル、塩見さんにもなんとか辛勝させてもらった。ありがとうございました。辛かったけど楽しかったです。

写真はSumpu Photo様からいただきました。

CJ 田沢湖 マスターズ XCO 参加レポ

TKさんの隣で表彰されてご満悦なおじ様

最後の勝負に負けた時

テクニカルセクション??下手クソでした。..

結果 5位/26人出走(マスターズ40 3位)

●レースへの準備
朽木後「毎日練習」を自分に課すも私らしく数週間後に挫折。自分のペダリング技術を改善することに専念。
●コース
こぶし大の石が多数混ったゲレンデ、泥と岩混じりのダブルトラックを登り〜岩の間をすり抜けるシングルトラック〜ガレた緩やかなジープロード下り〜アスファルト登り〜スタートしたポイントの脇を逆走してゲレンデ下の駐車場〜基本泥で、岩、木の根、小川と化した深めの轍に加え、細かい急なアップダウンが幾度も続くテクニカルなセクション〜スタート 4.6km×4周

●レース
スタートは3列目外側。流れのまま、だいたい10位あたりで進む。森の中のダブルトラックでは足つき、後輪を滑らす人が多数いる中、レジェンドTKさんがガツンとではないが、確実なトラクションで一人、二人と抜いていく。うまい。ジープロードに入る時には既に見えなくなっていた。ジープロードは自分の得意な下りのはずだが、岩がでていたり、ラインを外しそうになり、うまくリズムにのれない。スタート脇のジープロードで前の5位争いの5人パックにつく。その後のテクニカルセクションでは苦手意識が先立ち、やはりリズムに乗れない。強気に攻めたり油断すればコケる。我慢。3周めはそれぞれの得意不得意で細かい順位の入れ替えがあるものの、ほぼ4、5人パックで進んだ。4周目に入り、テクニカルセクションで前に入れば、リードできるかも?と考えて前走者の前に入るも足つき、自滅コケをやってしまい、足も攣りペースダウンしたとこを捕まり、再びリードされ、10秒の差をつけられてゴール。経験上、3周目以降はボロボロの身体で無鉄砲な勝負をかけてもダメですね。自分の走りをすることに専念したいものです。今回は体調が悪かった方、練習不足の方多数で、今回は幸運にもこの下級武士にマスターズ40で3位という幸運を得ることができました。正直、マスターズ40で表彰なんてけったいなものを...と思ったが、CJで初めてなので、やはりうれしいものであります。

※今回の遠征で同行いただいた、若松さん、小林君、ありがとうございました。とくに、MTB練で私の限界まで私を引っ張ってくれたり、マスターズ40での入賞が決まった時に自分の事の様に喜んでくれた若松さんに感謝しております。

以上

2018 CJ 朽木 レポ

マスターズクラス 結果9位/38人

●レースの展望
今年は元エリート選手数名がマスターズに下ってきて上位を陣取ることが予想されていたので、少しでも付いていきたい、マスターズの中で前に出たいと与えられた時間の中で準備をしてきた。行きますよー!(この時はまだ希望に満ちていたおじ様でした)

●コース
角度がやや急〜急な登りが4,5分と長く、そこからシングルトラック、スイッチバック、ドロップオフ、ハイスピードなガレ場と変化に富んだ下りを経て、再び上り返してガレ気味の小バームセクションを下って1周、約4.5km×4周

●レース
2列目外側、前は優勝候補の品川さん、隣は若松さん、良好な位置からのスタート。スタート直後のヒルで先頭の品川さんは異次元の速さでいきなり独走、それに元エリート、マスターズ上位陣、去年のマスターズでシングルな方々と続く。かなり強く踏んでいたつもり、でも周りも緩めてくれない、意地の張り合い状態。若松さんを上り返し前で何とかかわして(譲ってもらったのかは不明)下りセクションへ向かう。前3名グループに下りで追いつきたいができない。残念だが踏んで追いつくしかないか。2周目の登り途中で何とか前の3人に追いつき、1名脱落するも、3周目で1人にかわされる。また、2ラップまでは16.5分を維持していたが3ラップから30秒、4ラップ目は40秒遅れる。4ラップ目は若松さんが後ろに(ハイエナ??)の様にこちらの隙を伺いながら迫ってきている(様に思えた)ので、とにかく無我夢中で乳酸で力尽きる脚にムチ打って上った。んが、いつもの悪い癖、フラフラになるまで追い込みすぎた。ここまで来れば..と気が緩んだ得意なはずのガレ場の下りの始まりで大ゴケ、再び乗るもサドルを曲げてしまったことに気が付き、再度降りて修正。その後はギリギリながらトラブルなく何とか若松さんから逃げ切れた(逃がして貰った?)。トホホ...

●反省
ガレ場の大ゴケ。バカは死ななきゃ..って真実だなと悲しくなる。コケるまで追い込み過ぎはダメだといつも分かっているつもりが改善せず。真っ新なジャージの背中に穴、ヘルメットを割るという、相変わらず、情けない痛々しいレースであった。

●パワーをつけたいとジム通いをしたが、筋肉のつけ方が悪いのか、過労なのかレースの2週間前にギックリ腰をやってしまった。もうすぐ50歳になるのに若い頃と同じく、上げるウェイトを増やすことに専念してしまったからか。ウェイトの量でなく、脚の動かし方などに注意して行うことが大事かも。ギックリ腰をやって改めて疲労管理の大事さを痛感。マッサージに通うだけでなく、自分でもストレッチ等で少しでも筋肉をほぐすことに。

●XC選手として最も弱いポイントである登りはどう改善する?しつこいが50歳前の身体に筋力アップというのは難しい。それならばやはり身体のウェイトコントロール、登りのペダリングを磨いてシーズン中盤に向けて身体を作っていく。そのために、練習の強度を少し犠牲にして完全休養日を無くす方向で検討してみようか。

●総括
当たり前だが、前に行きたい気持ちと裏腹にレースの結果って厳しい。人よりも速くなりたいと日々切磋琢磨している人より更に抜きん出る、あるいは個人間の強さの差を覆すって簡単でないっていうか、ほとんど不可能なことを改めて痛感した。皆さん、大変、御立派です。私以上に勝ちたいって思い、頑張っているのでしょうね。レースって人に勝たないと楽しくない、意味ないかもしれないけれど、今回の反省として人に勝ちたいと考えて何かをするのでなくて、自分のライドをよく考え、反省して大ゴケをなくしたり、登りを磨くことに集中する必要を感じた。先ずは自分の最も弱いところを補わなくては。会社に勤めて問題提起して改善、カイゼンってやっているのと似てくる。本当にXCって楽しいのかな?結局、本気で強くなりたいか、どうかでしょうね。趣味なんだから、嫌ならやめれば良いださ!    半面、若松さんにはなんとか辛勝??もしや譲っていただいている??小倉、八兵衛では全く歯が立たないのが現状、なぜ勝てた?? ともかく、一番のライバルがチーム内にいてくれて、いつでも練習で胸を貸してもらえるのはやはりありがたいもの。一緒の練習で「敵わない」ではなくて、自分少しでもついていく心が必要。練習でそれができていないからコケるのかも。これからもよろしくお願いします。

同行して頂いた、若松さん、巽さん、お世話になりました。トランポが去年と比べて改善したとは言え、相変わらずうるさく、跳ねる車で滋賀までの長い道のりをお付き合いいただき、ありがとうございました。

写真はFacebook Sumpu Photo様より借用。いつもありがとうございます。●やっと前のパックに追いつくもすでにシンデルおじ様。●若松さんに追いつかれる恐怖に取りつかれてダンシングするおじ様。●スイッチバックで腰が引け気味なおじ様。以上3枚です。