13.6km×3周回(40.8km)
1 / 91位、完走72人 、天気 雨
今大会は3ヶ月振りのレースです。仕事の都合により十分な練習が出来なかったため一時的に出場を控えていました。
6月中旬、仕事の方がひと段落ついたはいいが、気付けばJBCFのシーズンも既に後半戦に差しかかろうとしており、またシーズン初めに同じクラスタで走っていたライバル達はどんどん上のクラスタに。。。早く追いつきたい。勝ちたい。自転車で思いっきり走れる、レースに出れるという嬉しさの反面、自分の中で少し気持ちに焦りと不安がありました。しかし思い返せば、その焦りと不安があったからこそ、ベストな状態を今大会にもってこれたのかと思います。
準備期間は1ヶ月。自転車に乗って練習するだけでなく、フィジカルトレーニングやら食事管理などなど独学自己流ですが、プラスになりそうな事は全てやり尽くしました。
側から見たら、たかがE3のレースでと思うかもしれませんが、そんな感じで今大会は自分にとって思い入れのあるレースだったのです。
前置きが長くなりましたが以下、レースレポートになります。
大会の朝は4時に起床。いつも通りなかなか寝付けず睡眠時間は4時間程度。睡眠時間に調子を左右されにくい身体みたいなので、この辺はそんなに心配はしませんでした。
5時に若松さんに自宅まで車で迎えに来ていただき、会場に着いたのは6時ちょい過ぎ。テクニカルガイドによると駐車場の開門は6時のハズなのに、なぜか7時に開門。(朝一のレースではないので全く影響なし)
E3のレースは12時15分スタートと結構時間が開くため、10時のライセンスコントロールまで車の中でのんびり朝食を摂ったり、駐車場内をフラフラ散歩したりとリラックスムード。
ライセンスコントロールを済ませ、スタート1時間前にアップ開始。雨が降っているため実走は変速の確認程度とし、約10分間ローラーを回す。
出走サインをしスタート地点へ。(全体の真ん中より少し前から出走)
スタートの合図が鳴り、ローリングスタート。スタート時に結構埋もれて集団の後ろの方になり、いつリアルスタートになったのかすら分かりませんでした。
1周目の目的は、集団の先頭付近に位置取ること。主に登り区間を利用して位置を上げていき、周回の残り4kmの登り区間で先頭付近の位置を確保。登り区間が終わり、周回残り約2kmぐらいから集団がペースアップ。1周目のゴールがスプリントポイントだからです。2人の選手が抜け出しましたが、自分は追わずに集団の先頭付近をキープしたまま1周目を終える。(1周目完了時の順位は19位)
2周目に入り、一番最初の登り区間ではスプリントポイントを取りにいった2人の選手がそのまま逃げに徹しており、有力選手ゆえ、後から3人の選手がブリッジを掛ける。自分も行こうか迷ったが、タイミングが遅れたし、1人で行くのは体力の無駄使いかと思ったので、一緒に先頭を引いていた選手(イナーメ信濃山形-JET 佐藤選手)に協調を持ちかけ、快く乗ってくれたので2人でブリッジを掛ける(ローテーに入ってないけど、たぶん他に1人か2人ぐらい着いてきてた)。下りの途中(点滅信号付近)で先頭に追いつき(たぶん)7〜9人の逃げ集団が形成された。しかし、周回残り4kmの登りの手前でメイン集団に吸収され、思いの外あんまり逃げられなかった。あれだけ走れそうな選手達で逃げても、アップダウンの多い区間ではメイン集団のほうが有利なんだという事が分かっただけでも、チャレンジしたことは無駄ではなかったと思う。
そして吸収されてすぐの登り区間でも先頭付近をキープし、登り切る数十メートル手前でペースアップを図ったりして後続に揺さぶりをかける。(2周目完了時の順位は7位)
最終周回は1、2周目の考察から、単独の逃げ、それに乗ってトップゴールを決めることは難しいと判断。逃げに乗るとすれば残り4km以降(そもそも残り4km以降で単独の逃げを許す選手達ではないハズ)。予想通り、3周目の序盤から逃げた2人の選手のうち、1人は残り4kmの登りに入ってすぐのところでキャッチ。もう1人も多少ペースを上げればいつでもキャッチ出来る距離。なので無闇にペースを上げず、あくまで登り切る数十メートル手前でだけペースアップ。ゴールまで残り約1kmのところで逃げ選手をキャッチ。10数名の集団となりラストスパート。最終コーナー(残り200m地点)は何としても一番に通過してスプリントに入りたい。そのため残り800mぐらいで集団から前へ飛び出す。写真で見る限り、残り300mまではピッタリ4人の選手が自分の後ろに貼りついていたが、最終コーナーを抜けてすぐのところで後ろを振り返った時は、まだ誰もコーナーを曲がりきっていない。残り200mを全力スプリントする力は残っている。下ハンに握り変え、ギアを1段重くしゴールへ飛び込む。トップゴールを決め念願の初優勝を手にする事が出来ました。
Photo by Sei Ruote e Fotografieさん
優勝という最高の結果でレースを終える事が出来ましたが、内容を振り返ると個人的な反省点はいくつもあります。今回の結果だけに満足せず、上のクラスタでも優勝目指し、さらに自分を磨いていきます。
Photo by Sei Ruote e Fotografieさん
最後に、応援やサポートして下さった皆さん、本当にありがとうございました。