JBCF霞ヶ浦ロードレース
E1 DNF 12周(-6周)
雨とやや強めの風が吹く天候であり、落車には注意とだけ考えていましたが、注意すべきはそこだけではありませんでした。雨と寒さ対策です。ホットオイルを手足に塗って走っていれば温まるだろうと軽く考えていました。今回は上着を預ける事が出来ないので、半袖レーパンのまま出走サインをしてからレースが始まるまでの約30分間で完全に身体が冷え切り既に身震いが止まらない。
レースが始まり2周ぐらいはアドレナリンでどうにかなっていたようだが、3周回序盤の下りを終えた後、腕が小刻みに震えているのに気づく。農道区間から湖岸区間に入る際のインターバルと激坂区間では高ケイデンスで重めのギアを回しているのに何故か息が上がらない。やたら足が重く筋力の消耗が激しい。5周目まで粘ったが激坂では遂に視界がボヤけ「今日は無理だな」と悟る。6周目の湖岸区間で足が止まり千切れました。それと同時に全身が激しく震え出しスタッフが車内から「大丈夫ですかー!」と言ってきたので「ダメです」て返事をしたら何も言わずに加速して過ぎ去りました。そこから本部テントまでの約1kmと駐車場までの約1kmは正に地獄でした。
昨日のTTとは違って寒さで心拍が上がらないからか「苦しい」という感覚は初めから終わりまでほとんど無く、「寒い」と「足が重い」という感覚が強かった。
1つだけ良かった点はTT練のおかげで低い姿勢が全然苦ではなかったこと。TT練をしていなかったらもっと序盤で千切れていたと思うくらいです。
今回も高い授業料となりましたが、いい経験になりました。
JBCFは今回で終わりなのでオフシーズンに入るかと思っていたのですが、圧倒的不完全燃焼なので見送ろうとしていた、おのこまちロードレースに出走しようと思います。