タイム 1:01:10
順位 1/53位
自分にとって今シーズン最後のJBCFのレースです。ここまで来たらポイント昇格でもいいので、来シーズンはE1で走りたいと思い、上位ポイントを狙っての出場。
コースは4〜6%の緩やかな登りが長く続き、時々8〜9%のやや急な登りがあるといった感じ。同じヒルクライムでも、10%越えのポイントが多数ある地元栃木の八方ヶ原とは筋肉の使い方がちょっと違う。レース後半もドラフティング効果があってヒルクライムと言っても、ややロードレース寄り。それほどヒルクライムを得意としてはいませんが「狙えるかも」という気持ちが途中から芽生え、なんとか優勝することができました。
以下レポート。
スタートから山に入るまでの市街地区間は感覚で3〜4%ぐらいの緩やかな登りでドラフティング効果は「大」。いつもの様にエアロフォームを意識。ヒルクライムとは言えスピードが出ているせいか、まさかの序盤で落車が発生。自分から3選手ほど挟んだ真正面だったので、巻き込まれそうになったがギリギリ回避する(巻き込まれた選手が後に復帰して走っていたのは驚き)。
山に入ると徐々に勾配が上がり、それと共に集団はだんだんと人数が減り、中間地点を過ぎた頃には先頭は10人程度。
中盤で先頭集団のペースに着いて行くのがキツくなりドロップして後半に備え自分のペースで走る。
今回はE1からE3までが一斉スタートであるが、順位付けはクラスタ毎なので、先頭集団にいるE2の選手だけは要チェック。先頭集団にいたE2の選手は1人。南魚沼ロードでゴール前まで一緒に逃げた棈木選手(Champion System Japan Test Team)だ。
自分がドロップして間も無く棈木選手も集団からドロップしたのが見え、徐々に差を縮めていき追いつく。
棈木選手も自分を意識していおり、ここからゴール前まで2人の駆け引き勝負。
横を通る一般参加枠の次元の違うヒルクライマーさんの後ろに着いてアタックをしたりされたり、その度に千切れては追いつき、追いつかれたり。
途中プロツアー選手の小集団と合流し、自分が先頭を引いたりアイラン選手が先頭を引いてくれたりと非常に貴重な体験もしました。笑
残り1kmの看板が見え、ここでは完全に自分と棈木選手の一騎打ち。先行する自分の後ろを棈木選手が走り、残り300mの看板が見えたところで棈木選手が後ろから発射!
ヒルクライムの300mスプリントは長過ぎる。脚は保つのかと不安しか無かったが、ゴール前は勾配は緩く平地に近い。これなら保つと確信しロングスプリントで先着ゴール。
今シーズン最後のレースを優勝、E1昇格という最高の形で終える事が出来ました。オフシーズンに入りますがE1でも優勝出来るよう気を抜かず練習します。
最後に、前日に受付して下さった巽さん、送迎して下さった若松さん、ムードメーカー今関さん、応援して下さった方々、本日はありがとうございました!