JBCF石川サイクルロードレースE1/E2 7/168位
修善寺2Daysから約1か月後の今回のレース。2週間弱体調を崩して食が細くなり、体重、パワー、筋力の低下が実感できる。チームから若松さんがサポートに来てくださっていたので口に出しませんでしたが、会場に向かう車内から内心諦めムードでした。
1周目の初めの登りで、大腿四頭筋に依存した調子の悪い時の登り方が既に発動しており、他の選手のほとんどがアウターで上る坂ですらインナーに落としてくるくる回して登る。1.2周回中はブルーな気持ちで、どのタイミングでレース降りようか考えたりもしていました。2周完了直前の補給スペースで若松さんからボトルを貰った時、レース降りるのは失礼だと思い、やれるだけやってみようと少し気持ちが入る。
中盤は中切れしないように気を付け、苦手な下りでかなり順位を落とすことを1.2周目で学習していたので、登り切る直前で無理してでも集団の先頭の方まで上がる。下りきった頃には集団の中段あたりまで順位を落としているが狙いとしては完璧。周回を重ねる中で、後方で前のペースに合わせるより、先頭付近でそこそこのペースで踏んでいた方が楽な気がしたので、集団先頭のローテに加わる。
後半も相変わらず踏めずにいたが、上手くやりくりすれば狙えると欲が出でくる。6周回目の後半、4人逃げが出来ており、集団で追いかけたいが先頭のローテが上手く回らない。どこかのタイミングで集団から出て追走しないと逃げが確定すると思ったので、最終周回の初めの登りで集団から飛び出すと3人の選手が反応し、4人で追走開始する。自分の他3選手の下りの技術がレべチで、後ろについてもガチ踏みしないと離されるほどの速さ。下りの後半は「(遅くて)すみませーん!」と言いながらツキイチで牽いてもらう羽目となる。残り4kmの登り口、立ケ岡交差点付近で逃げ3選手をキャッチし、ここからが勝負と思った途端、審判車から赤丸が出され「とまれー」と言われる。審判からコース内に救急車が入ると聞かされ状況を理解する。数分待機しレースが再開できることとなり、とりあえず一安心。
自分を含む追走4人が逃げ3人をキャッチするずいぶん前から中断の判断がされていたらしく、逃げ3人から30秒のタイムギャップでスタート。4kmで30秒なら追いつく可能性はあると考えていたが、1km看板が見えた地点で逃げ3選手の姿が見えないので追いつかないと察する(察するのが遅い)。追走4選手での勝負となり、スプリントになると不利と思ったので、アタックして3選手を千切り先行しようとしたが何度も軽々と対応され、ただの風よけと化する。残り200mの最終コーナーを先頭で入るもスプリントする脚が無く、3選手のスプリントを後ろから眺めるような形で完走。入賞は逃したが最善を尽くしたので後悔はない。
振り返ってみると、レース中の気持ちの変化が異様で個人的にかなり印象に残るレースとなった。また、緊急対応もあり改めてロードレースの危険性を認識した。命大切にします。
今回もサポートしていただいた若松さん、ありがとうございました。
また、地元から毎回応援や励ましのお言葉をくださる方々、ありがとうございます。
今季1勝欲しいですね。